令和3年4月1日から介護保険の報酬改定がありました。
この報酬改定は3年ごとに行われ、サービスの利用料が変わったりするのは、ここで決められたサービスごとの単価が変わるためです。
この度の報酬改定では、感染症や災害への対応を強化するほか、介護の質の向上を目的とした「科学的介護」の取組みが本格的にスタートしました。
1990年代以降、医療分野においては「根拠に基づく医療」が進められています。これまでは個別支援計画(ケアプラン)に基づいて質の向上を図ってきましたが、これからは国が更に大きなデータベースとして取りまとめ、それを分析した結果を介護現場の改善活動につなげていくことをめざしていきます。3年後の報酬改定も、このシステムを使って進められていくことになりそうです。より効果を高めていくためにも、私たち専門職が正しく理解し、システムへのフィードバックを行うことも必要なことだと思います。
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