身近な防災シリーズ その2 ~災害時のトイレ事情~

2021年10月30日土曜日

活動紹介

災害が起きた時、避難所に行くことが難しく、自宅で過ごさなくてはならないことがあると思います。また、自宅が比較的安全な場合、避難所に行くことを避ける方も多いと思います。

自宅で避難生活をする場合、食料や水の備蓄については常日頃から備えている方も多いと思いますが、トイレの備えは大丈夫ですか。水道が止まった場合、多くの水洗トイレは使用できなくなってしまいます。そんな時の対応について、

今回は洋式便座を使った簡易トイレについてご説明します。

    初めに便座を上げて普通のビニール袋を便器にかぶせます。

便器の中に水が残っている場合は、臭いが上がってくるのを防ぐために、そのままにしてください。



    便座を下して、その上からビニール袋(色の濃いもの)をかぶせます。

袋の中に、凝固剤、消臭剤などを入れます。無い場合はオムツやペットのトイレ用のシート、消臭砂などでも大丈夫です。

※市販の非常用トイレセットを用意しておくと楽で安心です。





    排泄後、上のビニール袋を取り外し、袋をしっかり縛って捨てます。

捨て方については、お住いの自治体のルールに従ってください。





 必ずトイレは使います。いざという時のために、『こんな方法があるんだ!』と、知っているだけでも安心です。