身近になっています。大人のひきこもり、8050問題。

2021年6月18日金曜日

活動紹介

  80歳代のご両親のお宅に、「社会との関わりをもたない」50歳代の息子さん・娘さんが同居しているご家庭が増えてきています。


 とじこもりの何が問題かというと、ひきこもりが長期化すると親も高齢になり、収入が途絶えたり病気や介護が必要になるなど、一家が孤立、困窮するケースが顕在化しているからです。



●身近な相談機関

多摩小平保健所:こころの健康(精神保健)相談を行っています。ひとりで悩まずに、まず   は、電話で保健師にご相談されるのが良いでしょう。

電話相談 042-450-3111 居住地区ごとに担当保健師が配置されています。

受付時間:9:00~17:00 (月曜日~金曜日まで、年末年始を除く)

※来所相談は予約制です。詳細は、下記リンクをご参照下さい。

https://www.wakapota.metro.tokyo.lg.jp/org/344/


厚生労働省の「ひきこもり評価・支援に関するガイドライン」での定義をまとめると、

  1. 6か月以上社会参加していない
  2. 外出しても対人関係がない場合
  3. 非精神病性の現象である
となりますが、療養のために学校や仕事につかず、長期において家庭から出られない場合などは、ひきこもりとは言えませんので、状況の確認は重要です。

コンビニに買い物に出かけていても、支払いだけで社会交流がなければ、ひきこもりの可能性があります。



 ひきこもりには、何かキッカケがあるはずです。根本の問題解決をご一緒にひとつひとつ対応しながら、社会に関わる力をつけることが重要です。

 何をどこから相談したらよいか迷ったら、地域包括支援センターまでお問い合わせ下さい。 ご一緒に検討していきましょう。

参考資料:社会福祉法人 総社市社会福祉協議会発行 ひきこもりサポーター養成テキスト