拝啓 溢れるほどの物に囲まれた生活を続けていた、あなたへ

 東京はお盆です。

愛用品も時間とともに古ぼけて、いつしか「ゴミ」と呼ばれる物になりました。

あなたは、どこからともなく、大きな家電を見つけてきましたね。

その生活雑貨がゴミの地層を創り出し、物に囲まれた生活。

1メートル以上積み上がると、乗り越えるにも体力が必要でしたね。

体調を崩し、最期まで自宅で暮らしたいという願いは、叶いましたね。

ベッドを入れるために、日常生活の足跡の山々を片付けるのに、トラックが何往復したでしょうか。

「あなたらしく生きること」

「あなたの尊厳を守ること」

「あなたの権利を守ること」

正解はどこにもありません。

あなたと、周りの人と考えながら過ごした日々。

まだ見ぬ人も、どこかで新しい生活を、心の何処かで探しているなら、教えてください。

かけがえのない「あなた」の心の声が、どうか、私たち包括に届きますように。

なんて、時には、つぶやいてみました😅